軽量鉄骨造とは
軽量鉄骨造とは、柱や梁などの建物の骨組みに、厚さ6mm未満の鋼材を使用した構造のことです。今回は、軽量鉄骨造のメリットを三点ご紹介いたします。
一点目は、部材が規格化されており品質が安定しているという点です。軽量鉄骨造住宅の多くで採用されているプレハブ工法は、部材が規格化されているため品質が安定しています。建築現場では部材を組み立てるだけでよいため、工期も比較的短いです。
二点目は、耐用年数が長く耐久性が高いという点です。軽量鉄骨造の住宅は、耐久性が高いこともメリットの一つです。軽量鉄骨造の法定耐用年数は、厚さ3mm~4mmで27年、厚さ3mm以下で19年とされています。適切なメンテナンスを行えば、法定耐用年数よりもさらに長く住み続けられるでしょう。
三点目は、耐震性に優れ地震による倒壊の危険が少ないという点です。新築住宅を建てる際には、どのような構造・工法を用いても最低限の耐震性をクリアしていることが前提です。軽量鉄骨住宅の耐震性は、重量鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物には劣りますが、木造住宅よりも高い耐震性があり、倒壊の危険が少ないと言われています。
以上、軽量鉄骨造のメリットを三点ご紹介いたしました。お部屋探しをされる際は、建物の構造にも着目してみてください。