ドアスコープとは、玄関ドアに取り付けられているレンズのことです。多くの玄関ドアに標準装備されています。ドアスコープの使い方としては、来訪者が来た際に中から外の様子を覗くという方法です。玄関ドアを開けなくとも外の様子を確認出来るので防犯効果を非常に高めてくれます。しかしその一方で、逆に外から内側を覗くことも出来てしまいます。今回は、ドアスコープにできる防犯対策を二点ご紹介いたします。

　一点目は、ドアスコープを完全に塞ぐという方法です。具体的には、ドアスコープの内側をシールやテープなどで塞いでしまうということです。不要になれば剥がす際も簡単なのですが、粘着剤が残ってしまうとキレイに掃除をしなければならないのがデメリットとも言えるでしょう。

　二点目は、市販のドアスコープカバーを取り付けるという方法です。ドアスコープを内側覗きたい時はカバーを回転させて動かし、放せば勝手に元の位置に戻ってドアスコープを塞いでくれるような仕組みのものが多いです。両面テープで張り付ける製品もありますが、多くの場合で玄関ドアは鉄製のものが多いためマグネット式の製品もありますので、剥がした後の傷などが気になる賃貸物件の場合にはマグネット式の製品が良いと言えます。

　以上、ドアスコープにできる防犯対策を二点ご紹介いたしました。万が一に備えてしっかりと防犯対策を行いましょう。