入居審査とは、借主が安心して物件を貸すことができる人物かどうかを判断するものです。入居審査を行うのは大家さんもしくはその物件を管理する不動産管理会社ですが、不動産管理会社が行うことが多いです。また、連帯保証人がいない場合などで家賃保証会社を利用するケースでは、家賃保証会社による審査もあります。審査の内容は物件や管理会社によっても異なりますが、主に以下二点が考慮されます。

　一点目は、家賃の支払い能力です。契約者本人や連帯保証人の勤務先や年収、勤続年数、雇用形態、本人と連帯保証人の続柄などがチェックされます。入居審査に通りやすいのは、公務員や大企業の正社員と言えるでしょう。雇用形態が不安定な場合、審査に通りにくい面があります。また、勤続年数もポイントの一つとなり、勤続年数が長い方が評価されます。　

　二点目は、保証人や家賃保証会社の可否です。物件を借りる際には、個人の連帯保証人もしくは家賃保証会社の保証を付けるのが一般的です。個人の連帯保証人の場合には、保証人の年齢や収入も考慮され審査されます。例えば保証人が高齢で保証能力がない場合には、審査に通りにくくなってしまいます。その際、貸主が保証機関の保証も認めている場合には、保証期間の審査が通れば契約にすすめます。

　以上、家賃保証会社の審査で考慮されるポイントを二点ご紹介いたしました。それらを踏まえてしっかりと準備した上で、入居申込みを行いましょう。