不動産コラム

インナーバルコニーとは

 インナーバルコニーとは、バルコニー部分が建物の内側に引っ込んでいる屋根付きのバルコニーのことです。二階以上の階に設置されるもので、一般的なベランダよりも奥行きが取りやすく、室内空間と外の空間を繋ぐことができます。今回は、インナーバルコニーのメリットを三点ご紹介いたします。

 一点目は、屋根があるという点です。インナーバルコニーは、通常のバルコニーと違って屋根が被っているので、天候に左右されず洗濯物を干すことができます。また、天気が良い日だと紫外線が気になるという方も、屋根があることで直射日光を避けることができます。

 二点目は、開放的で居心地が良いという点です。屋根に守られた空間で、家の中にいる時と同じ居心地のまま自然の光や風を直接感じることができます。また、インナーバルコニーがあると、室内から外に向かってさらに広い床スペースが広がるので、室内にいても部屋を広く開放的に感じることができます。

 三点目は、インナーバルコニーを利用してリビングを拡張できるという点です。リビングとインナーバルコニーが繋がることにより、リビングに開放感が生まれ、外の光や風が窓から入ってくることでより広々とした空間へと生まれ変わることでしょう。

 以上、インナーバルコニーのメリットを三点ご紹介いたしました。インナーバルコニーは居住空間を快適なものにしてくれるだけでなく、建物全体のデザインや機能性をも向上してくれます。お部屋探しの際は、インナーバルコニー付きの物件も検討してみてください。