L型キッチンとは
L型キッチンとは、壁に沿って2つのカウンターが設置されており、一方のカウンターがもう一方のカウンターに直角に接続されています。上から見たときの形がアルファベットのL字になっていることからL型キッチンと呼ばれています。今回は、L型キッチンのメリットを三点ご紹介いたします。
一点目は、スペースが広く料理をしやすいという点です。L型キッチンは、コンロとシンクが直角になって位置している為に作業スペースが広くとりやすいのがメリットの一つと言えるでしょう。調理中は食材にボウル、お皿や調味料など一時的に置きたいものが多くあります。作業スペースにゆとりがあると、調理中のストレスも少なく済みます。また、L型の角部分は奥行きもあるため、オーブンレンジや炊飯器、ホームベーカリーなどの家電製品を置くスペースとしても活用でき大変便利です。
二点目は、動線が短いため作業しやすいという点です。家事動線が短いこともL型キッチンの特徴です。シンクからコンロに移動するときは体の向きを90度に変えるだけなので、自然な動きで作業できます。調理スペースで野菜を切りながら、コンロの火加減を調節するなど複数の同時作業でも目が行き届くので、料理しやすいです。
三点目は、作業スペースに物が少なく、きれいなキッチンに仕上げやすいという点です。キッチンにゆとりがあるため、収納スペースも確保しやすくなります。キッチン下のキャビネットはもちろん、壁付けになっている場所では、棚を取り付けるなど壁面を利用した収納も可能であるため、デザイン性も考えたキッチンエリアを作ることができます。
以上、L型キッチンのメリットを三点ご紹介いたしました。キッチンのタイプには様々ございます。単にお洒落という理由でキッチンを選ぶと後悔することもあるので、普段の調理スタイルなどを当てはめてシミュレーションしてみることも大切です。