和室とは
和室とは日本の伝統的な様式を持つ部屋のことです。一般的には畳が床に敷かれ、窓には障子、押し入れや入り口には襖が使われます。今回は和室のメリットを三点ご紹介いたします。
一点目は、畳は季節に対応できるという点です。畳に使われているい草には、空気中の水分を吸収する効果があります。その為、梅雨から夏にかけては、カーペットやフローリングよりもさらっとした感覚を味わえます。また断熱性に優れ保温性があることから、冬でも足元が冷えにくいのもメリットです。
二点目は、広い収納があることが多いという点です。和室には押し入れタイプの収納が用意されていることが多いです。和室にある収納は、元々寝具や着物を入れる大きなタンスを入れるためであり、洋室に比べて収納が広い傾向があります。普段使わないものを入れておくことで、部屋をすっきり広くみせることができるでしょう。
三点目は、防音効果があるので暮らしやすいという点です。フローリングの洋室よりは畳のある和室の方が、階下などに音が響きにくいと言われています。特にペットやお子さんがいるご家庭では近隣の迷惑を気遣って暮らすのにも限界があります。その点、歩いてもクッション性のある畳の部屋があることは、特にマンションやアパートなどの集合住宅では重宝されます。
以上、和室のメリットを三点ご紹介いたしました。お部屋選びの際には和室付きの物件を検討してみるのも良いでしょう。