不動産コラム

ルーフバルコニーとは

 ルーフバルコニーとは一般的に、マンションや一戸建て住宅に採用されているバルコニーの一種で、下の階の屋根を利用しており、建物から外へ張り出している部分のことを指します。屋根が付いておらず、周りは柵やフェンスなどで囲われています。また、ルーフバルコニーと似た存在として、ベランダやテラスが挙げられますが、ベランダは屋根があることが条件とされ、テラスは建物の1階部分にあり、床が地面より一段高くなっていることが条件となります。

 ルーフバルコニーのメリットとして、ルーフバルコニーには日差しを遮る屋根がないため、周りに高い建物などがない場合は、どの方角にあっても日当たりがいいという点が挙げられます。

 今回はルーフバルコニーの活用方法を三点ご紹介いたします。

 一点目は、テーブルや椅子を置いてリラックススペースとして活用するという方法です。
ルーフバルコニーにテーブルや椅子を置いて、のんびり過ごせるリラックススペースをつくることで、屋根がなく開放的なルーフバルコニーの特性を生かし、天気のいい日は朝食やブランチで使用したり、夜景を眺めながらお酒を飲んだりできます。

 二点目は、ガーデニングスペースとして活用するという方法です。ルーフバルコニーは普通のベランダよりスペースが広く、日当たりが良いことも多いので、プランターを用いてガーデニングや家庭菜園を楽しむのも活用方法の1つです。通常のベランダでは十分に日が当たらず、栽培が難しいとされる野菜や果物に挑戦してみるのも良いかもしれません。ルーフバルコニーは室内からの見通しも良いので、室内からこだわりのガーデニングを眺められるのも魅力です。

 三点目は、物置を設置して収納スペースを確保するという活用方法です。たまにしか使わないレジャー用品など大きな荷物の置き場所に悩んでいる方は、ルーフバルコニーに移動可能な小型の物置を配置して、収納スペースを増やしてみるのも良いでしょう。頻繁に使わない物は物置に片づけるようにすると、室内のスペースにゆとりができ、そのスペース分を有効活用できます。

 以上、ルーフバルコニーの活用方法を三点ご紹介いたしました。ルーフバルコニーをただ使用するだけでなく、より快適に過ごせるスペースになるようウッドデッキを設置するなど工夫をすることで、さらに魅力的で素敵なルーフバルコニーをつくることもできます。ルーフバルコニーを活用して、お家での時間をより充実させましょう。